【ネタバレ一部】ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ファン向け作品。一般人には退屈な映画
ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK(3.5点)
映画について3言
- ファン向け作品。少し知ってる程度では視聴をオススメしない。
- ドキュメンタリーにしては冗長的過ぎ。140分は長すぎる。
- 良い音響と映像で観れるビートルズという印象
予告・あらすじ
イギリスのミュージックシーンに登場したザ・ビートルズは、1963年にツアーをスタート。そしてアメリカのテレビ番組「ジ・エド・サリヴァン・ショー」出演をきっかけに、世界的な知名度と人気を得て、1964年6月に初のワールドツアーを開始する。ツアー活動を停止した1966年8月まで、15か国で166公演を行った彼らの全盛期を追う。
映画を観るきっかけ
”誰もが知っているバンドの知られざるストーリー”というキャッチコピーから
基本的に私はドキュメンタリーものが好きなので、興味本位で視聴を決めました。ビートルズも有名な曲は聞いたことあるし、好きな曲は?と言われれば「Help!」と答えられるくらいには、、、(ファンからしたらにわか扱いされそうです)
内容・感想
▼本質的なネタバレは含みませんが、映画構成について述べますので一切のネタバレが嫌な方はスルーしてください
映画観終わって思ったことは
- ライブのシーンは仕方ないにしても、熱狂的なファンのシーン多過ぎ!
- ビートルズの終わり(解散)までやってくれよ
- ファンでないと楽しく最後まで観れない
ビートルズの誕生から最後のライブまで順を追って背景等の説明が淡々とされる。この部分を知りたくて観に行ったので、この辺りは知れて映画を観て良かったと思う。
しかし合間合間に入る熱狂的なファンやらライブやらのシーンが如何せん多すぎる。とんでもなく人気だったのはわかったし、それに苦悩したのもわかる。どれを見ても同じにしか見えず冗長的で、他に映像化するところはなかったのかと思う。
次に気になったのは物語が”最後のライブ”までであること。私はこの映画についてあまり調べずに視聴したのだが、一般にこのようなドキュメンタリーは初めから終わり(解散)までを描くのではないでしょうか?
凄い不完全燃焼です。
上映開始直後に「上映終了後30分間ライブ上映がありますので・・」のような表示がでて驚愕。まあドキュメンタリーだしビートルズだし有ってもいいかと思ったが、本編が不完全燃焼だっただけに全然楽しめず。
まあもとより私自身がライブに行かない人間なので、熱狂するファンの心境もわからず、演奏に対して特に感想もなし。
ん~一般人からするとこの映画は何のためにあるんだ???と思ってしまう。私はこの映画を観るべき人ではなかったんでしょうね・・。
演出・配役・音楽
内容が内容だけに演出、配役、音楽は良いです。
映画館の音響設備にも感心します。ヘッドフォンで聞くのとは大違い。
最後に
一般人からすると内容が不完全燃焼。スッキリしない。
ビートルズファンでないとこの作品は楽しめない。